Akebono(sasanqua)

日本ツバキ協会2021《新撰サザン力名鑑》，P33，熊本県（肥後サザン力）産，サザン力系.  花色 白地に弁縁から淡紅ぼかし、内弁は白色で外弁の数枚の背面が淡紅色、蕾は淡紅色  花形10-12弁の半八重、抱え咲き、花弁は散りやすい、中輪で花径は6-8cm  開花期 11月上中旬-12月 花弁倒卵形で弁端凹人、花弁の铍は少ない雄蕊70-80本、やや小型で数枚の小花弁が混在することがある、花糸は淡黄色。葯は濃黄色  雌蕊 花柱は緑白色、長さ6mm前後で先端近くだけが浅く 3分岐する。子房表面は有毛で、花柱は基部のみ有毛葉柄長さ5-6mm、葉柄から表面主脈基部にかけて有毛で、裏面主脈は無毛か時に微毛がある  葉身 長楕円形の小葉、長さ5-5.5cm，幅2-2.2cm。銳頭から銳尖頭で銳脚。主脈に沿って浅く中折れし、先端部と基部でかるく反曲する。葉縁には片側で18-22個の浅い細鋸歯がある 葉色 表面は濃緑色で側脈と網脈はともに不鮮明、裏面は緑色樹性立性で、比較的弱い来歷 斎藤清房選出’命名の肥後サザン力。人気があり名花といわれるが、その割に生存個体は少ない文献1957島田、1967栗屋^*1971粟屋、1975肥後銘花集、1986肥後六花^*、1998名鑑^* 2013肥後品種表^*所在 肥後さざんか協会  写•文/箱田直紀.