Hi-no-hakama

Ashizawa, Yagorō, 1898, Chabaika Taishū; Chūgai Nurs­ery Catalogue, 1934: Bright pink, medium sized single. Wada, 1941, Garden Treasures of Japan, p.31: Vermilion, medium size, single. Originated in Japan. Synonym: ‘Scarlet Hakama’.Note by Gianmario Motta: Fast vertical growth. 

誠文堂新光社.1998.《日本ツバキ.サザンカ名鑑》.ｐ.312. 国立歴史民俗博物館.　2009. 《冬の華・サザンカ》.  p.15.     日本ツバキ協会. 2010. 《最新日本ツバキ図鑑》. p.312.  江戸產. [花]紅色、一重、平開咲き、中輪、11～12月。[葉]長楕円、やや大形、暗緑色.[樹]立性、強い。[来歴]1898年の芦沢「茶梅花大集」に記載、埼玉県川口市安行の皆川椿花園に伝わった江戸サザンカ。　写.文/大藪

日本ツバキ協会2021《新撰サザン力名鑑》，p126.  江戸→埼玉県（川口市）産，サザン力系.  花色紫味のある桃紅色 花形7-8弁の一重、抱え咲きから平開。中輪で花径は7-8cm   開花期11月上旬-12月花弁 倒卵形で弁端は浅く凹入、周縁には少し皺がある雄蕊 66-80本、大型の梅蕊で花糸は黄白色、長さ16-18mmで咲きはじめは基部から3-4mmが合着するが、分離して散る。菊は濃黄色  雌蕊花柱は緑白色、長さ12-14mmで先端から1/2—2/3が3-4分岐して上部で縮れる。子房は小型で表面には絹状毛が多く、花柱は無毛または基部のみ有毛葉柄長さ5-6mm、葉柄から表面主脈基部にかけて有毛で、裏面主脈は無毛か時に微毛がある 葉身長楕円形のやや大葉、長さ6-6.5cm、幅2.8-3.3cm。銳頭で鈍脚。やや強く中折れし、全体にゆるやかに反曲するが反りは少ない。葉縁には片側で17-20個の粗鋸歯がある 葉色表面は暗緑色で側脈と網脈はやや鮮明、裏面は灰緑色 樹性立性で強い、枝はよく伸長する来歴 1898年の芦沢「茶梅花大集」に記載、安行の皆川椿花園に伝わった紅花サザン力の代表的品種 文献 1898芦沢、1905華実園、1930皆川、1932石井^* 1950石井、1963松平·中村^* 1998名鑑^* 2001冬の華^* 2010新図鑑      所在 農工大、神代、ぐんまFP、FS箱田、花卉研、浜松FP、歴博   写•文/箱田直紀.