Higo-setsuzan

ICS., Apr.1990, Japanese Camellia Culti­var List, p.33: Medium size, white, single. Blooms early to mid-season. Originated in Kumamoto Prefecture, Japan. Selected and named by Kiyofusa Saitō. Latest Illustrated Book of Japanese Camellias, (Camellias of Japan), 2010, p.297 with colour photo; White, buds tinged with pink before opening, cupped petals. Leaves elliptic, medium size. Upright, vigorous growth.

誠文堂新光社.1998.《日本ツバキ.サザンカ名鑑》.ｐ.312. 国立歴史民俗博物館.　2009. 《冬の華・サザンカ》.  p.12.    日本ツバキ協会. 2010. 《最新日本ツバキ図鑑》. p.297.  熊本產. [花]白、蕾は帯桃色であるが開花すると白花となる、一重、抱え咲き、中輪、11～12月。[葉]長楕円、中形。[樹]立性、やや強しゝ。[来歴]斎藤清房選出命名の肥後サザン力、関東の雪山とは別系統。写.文/箱田 

日本ツバキ協会2021《新撰サザン力名鑑》，p123.  熊本県（肥後サザン力）産， サザン力系.  花色白色、蕾は帯桃色で開花すると白花となる花形8-10弁の一重、抱え咲き、中輪で花径は6-8cm開花期 11月中旬-12月 花弁倒卵形で弁端凹入、弁縁に皺が 多ぐ特に内弁に多い 雄蕊80-100本、梅蕊であるが、全体が 内側に抱える、花糸は淡黄色、長さ17-20mmではじめは基部 から5-6mmが合着するが、分離して散る。葯は橙黄色 雌蕊 花柱は淡黄緑色、長さ12-14mm、先端から5-7mmが3 〜4分岐。子房は絹状毛が多く、花柱は無毛または基部のみ有毛 葉柄長さ5-7mm、葉柄から表面主脈にかけて有毛で、裏面主 脈も少ないが有毛  葉身長楕円形の中葉、長さ6-6.5cm、幅2.5 -2.9cm。銳頭で鈍脚。主脈に沿って浅く中折れし、基部と先端 部で反曲する。葉縁には片側で18-22個の粗鋸歯がある 葉色 表面は濃緑色で側脈と網脈は不鮮明、裏面は緑色 樹性 立性でやや強い、よく分枝する来歴 斎藤清房選出，命名の肥後サザン力。関東の‘雪山’とは別 系統 文献1957島田、1967粟屋^* 1975肥後銘花集^* 1986肥 後六花^* 1998名鑑^* 2001冬の華' 2010新図鑑^* 2013肥後品種表^*所在 肥後さざんか協会、農工大、ぐんまFP、FS箱田、浜松FP、歴博  写•文/箱田直紀.