Inuhariko

Ashizawa, Yagorō, 1898, Chabaika Taishū; Nihon Shubyō Co. Catalogue, 1910: Pale pink, tinted white with deeper pink shades and stripes. Large semi-double. Blooms early to mid-season. Originated in Tokyo, Japan. See pl.548, p.216 & 389, Encyclopedia of Camellias in Colour, vol.II, 1978, which shows a single white with pink tones, sasanqua. 

International Camellia Society, 2023. Splendid Sasanquas, an International Ornament, p.21.

講談社　1975年　《現代椿集》 P.389　  誠文堂新光社.1998.《日本ツバキ.サザンカ名鑑》.ｐ.292. 国立歴史民俗博物館　 2010. 《冬の華　サザンカ》.  p.8. 江戸產. [花]白地に淡紅ぼかし、弁数の多い一重、平開咲き、広弁、大輪、11～12月　[来歴]1898年の「茶梅花大集」に記載、埼玉県川口市安行伝わる江戸サザンカ　文/箱田.

日本ツバキ協会2021《新撰サザン力名鑑》，p42.江戸→埼玉県（川口市）産 ，サザン力系.花色白地に縁から淡紅ぼかし、蕾は淡紅色  花形10-13弁、半八重の平開咲き、広弁で花の後半には花弁が波曲し乱れる、大輪で8-10cm 開花期10月下旬-12月  花弁大型の広倒卵形で先端が浅く凹入、表面の皺は少なく厚弁 雄蕊77-87本、梅蕊で花糸は淡黄色、長さ15-19mmではじめは基部から3-4mmが合着するが、分離して散る。葯は濃黄色  雌蕊花柱は緑白色、長さ14-15mmで先端から5-6mmが3-4分岐して開く。子房表面には絹状毛が密生し、花柱は無毛または基部のみ有毛葉柄長さ6-7mm、葉柄から表面主脈の基部にかけて有毛。裏面主脈は最先端の葉以外はほとんど無毛  葉身長楕円形の中葉、長さ5.5-6cm、幅2.5-2.9cm。銳頭で銳脚。やや強く中折れし、先端近くで反曲するが反りは比較的少ない。葉縁には片側で17〜22個の鈍頭の細鋸歯がある葉色 表面は濃緑色、側脈のみやや鮮明、裏面は緑色樹性 立性で比較的強い、枝はよく伸長する1898年の芦沢「茶梅花大集」に記載、安行の皆川椿花園に伝えられた 文献1898芦沢、1905華実園、1930皆川、1972山崎^* 1998名鑑^* 2001冬の華^* 所在 振輿セ、武蔵丘陵、農工大、花卉研、ぐんまFP、FS箱田、浜松FP、歷博. 写/文 箱田.