Jōshōji

日本ツバキ協会2021《新撰サザン力名鑑》，p84.  元：静岡県（南伊豆町）産，ハルサザン力系.  花色深紅色 花形6-7弁の一重。小輪で花径は6-7cm  開花期11月下旬-2月  花弁長めの倒卵形で���端凹入、花弁の 先端と周縁には細かい皺がある  雄蕊71-76本、花糸は細くて長く、淡黄色で下部は黄紅色、長 さ2-30mmで基部から7-9mmが合着する短い筒蕊となる。 葯は橙黄色  雌蕊花柱も長く黄白色で下部が帯紅色、長さ19- 21mmで先端から5-6mmが3分岐する。子房表面には絹状毛 が多く、花柱は基部のみ有毛  葉柄長さ6-7mm、葉柄から表面主脈にかけては無毛で、裏面 主脈とその両側に散毛がある  葉身長めの楕円形、中葉、長さ 4.5-5cm、幅2.3-2.6cm。銳頭で鈍脚。主脈に沿って浅く中折れ し、反曲は少なく先端近くで反る。葉縁には片側で22-24個の 細鋸歯がある  葉色表面は暗緑色、側脈は鮮明で網脈は不鮮明、 裏面は緑色で褐色点が多い  樹性立性で比較的強い、よく分枝する   来歴 1970年代に静岡県南伊豆町の浄性寺で栽培されていたハル サザン力で、それ以前の来歴は不明   文献1976桐野* 2003ぐんま   所在農工大、ぐんまFP、FS箱田   写文/箱田直紀.