Sado

Hakoda, JCS., 1987, Tsubaki, No.26, p.51; ICS., Apr. 1990, Japanese Camellia Cultivar List, p.41: Small size flower, light pink single. Blooms early to mid-season. Nippon Tsubaki - Sasanqua Meikan, 1998, p.300 with colour photo; English translation p.210. The original tree grows in Hamo Town, Sado Island, Niigata Prefecture, Japan. Discovered by Tokuji Ōoka around 1980.

誠文堂新光社.1998.《日本ツバキ.サザンカ名鑑》.ｐ.300. 日本ツバキ協会. 2010. 《最新日本ツバキ図鑑》. p.302. 新潟產. [花]桃色、一重、ラッパ咲き、小輪、12～4月。[葉]長楕円、中形。[樹]やや横張り性、強い。[来歴]ハルサザン力。原木は佐渡市(旧羽茂町）にあり、1980年前後に大岡徳治により発見されて増殖、その後に命名された。写.文/箱田.  

日本ツバキ協会2021《新撰サザン力名鑑》，p77.新潟県（佐渡市）産，ハルサザン力系. 花色桃色で花弁の基部がやや濃色、咲き進むと淡色となるので 底紅が目立つ 花形5-6弁の一重、ラッパ咲きで後には先端部 が開く。小輪で花径は5-6cm 開花期12月上旬-4月 花弁 長倒卵形、皺は少ないが全体が波状を呈す雄蕊65-75本、花糸は長さが20-21mmで基部から9-12mm が合着する筒蕊。花糸は細く黄白色。葯は淡黄色で花粉は出ない 雌蕊 花柱は黄緑色で長さ11-13mm、真直ぐで先端のみ3分裂 する。子房と花柱は無毛葉柄 長さ5-6mm、葉柄から表面主脈中部にかけて有毛で、裏 面主脈にも散毛がある 葉身長めの楕円形、中型の厚葉、長さ 5-5.5cm、幅2.5-2.8cm。先の尖った鈍頭で鈍脚。浅く中折れし、 全体にゆるやかに反曲する。葉縁には片側で25-27個の細鋸歯 がある 葉色表面は濃緑色で側脈と網脈はやや鮮明，裏は緑色樹性 横張性で強い、よく分枝する 2n=45来歴原木は佐渡市の羽茂にあり、1970年前後に同所の長尾長治 が発見、当時の推定樹齢は100年前後とされた。1980年頃に大 岡徳治により命名され、増殖，販売された 文献 1987箱田、1988大岡、1998名鑑^* 2010新図鑑^*所在 ぐんまFP、FS箱田、大島公園、久留米.  写文/箱田直紀.