Ō-zora (sasanqua)

Shimada, Yaichi, 1957, Kumamoto no Sazanka ni Tsuite, Dantairin; Satomi, 1958, Nomenclature List of Sasanqua of Japan, p.13 as ‘Oh-zora’: White shaded deeper pink at edge. A large, single Higo type sasanqua that originated in Kumamoto, Japan. Different readings: ‘Oo-zora’, ‘Oh-zora’. International Camellia Society, 2023. Splendid Sasanquas, an International Ornament, p.22.

国立歴史民俗博物館  .2009.「冬の華・サザンカ」p.8. 誠文堂新光社.1998.《日本ツバキ.サザンカ名鑑���.ｐ.294.　日本ツバキ協会. 2010. 《最新日本ツバキ図鑑》.  p.319. 熊本產. 【花】白地に淡紅色のぼかし、一重、平開咲き、極大輪、11〜12月。【葉】楕 R、やや大形。【樹】立性、強い、枝は太い。【来歴】山崎貞嗣選出•命名。 最大輪の肥後サザン力で大錦と混同されて市販されている。写•文/箱田.

日本ツバキ協会2021《新撰サザン力名鑑》，p51. 熊本県（肥後サザン力）産 ，サザン力系. 花色 白地に桃紅ぼかし、弁端から濃桃紅のぼかしが入り、裏面は濃色  花形9-10弁の一重、平開咲き、極大輪で花径は11-13cm、サザン力では最大輪に属す 開花期11月上旬〜12月花弁 大型の倒卵形、弁端が深く凹入し、弁縁には隆起した皺が多い、厚弁  雄蕊85-100本、梅蕊で花糸は淡黄色、長さ17-20mmで基部4-5mmが合着しているが分離して散る。葯は橙黄色 雌蕊花柱は淡緑色、長さ10-12mmで基部の2-3mmを残して3-4分岐して外曲する。子房表面には絹状毛が密生し、花柱は無毛  葉柄長さ4-5mm、葉柄から表面主脈にかけて有毛で、裏面主脈にも散毛が 葉身楕円形、大型の厚葉、長さ5.7〜6.4cm、幅3-3.5cm。鈍頭で鈍脚。主脈に沿って中折れし、先端部で少し反曲。葉縁には片側で18〜23個の粗鋸歯 葉色表面は濃緑色で光沢が鈍い、側脈と網脈はともにやや鮮明で裏面は緑色樹性立性で強い、枝は太くてよく伸長する 来歷 固山崎貞嗣選出，命名。最大輪の肥後サザン力で‘大錦’と混同されている文献 1957島田、1971粟屋、1975肥後銘花集^* 1986肥後六花、1998名鑑^* 2001冬の華^* 2010新図鑑^* 2013肥後品種表^*所在 肥後さざんか協会、武蔵丘陵、神代、ぐんまFP、大島公園、歷博. 写/文 箱田.