Santōzaki

Minagawa, Jisuke, 1930, Jissai Engei, No.9-5, pp.484-488; Wada, 1941, Japanese Garden Treasures, p.32: From a single bud, sometimes three medium sized flowers, rose coloured, are formed. Some of the dark green leaves on a branch are three­notched at the apex and such branch bears the triple bloom. Leaves are twisted. Growth is fast. Originated in Saitama Prefecture, Japan. Flowers early to mid-season. See: pl.529, pp.213, 385, Encyclopedia of Camellias in Colour, vol.I, 1972. Sport:: Gosho-nishiki. Corruption of Japanese name: ‘Santo Saki’. Chinese synonym ‘Santouguan’. International Camellia Society, 2023. Splendid Sasanquas, an International Ornament, p.44.

講談社　1975年　《現代椿集》 P.385.　P.491.    誠文堂新光社.1998.《日本ツバキ.サザンカ名鑑》.ｐ.301. 国立歴史民俗博物館. 2009. 「冬の華・サザンカ」.　P.10.　    日本ツバキ協会. 2010. 《最新日本ツバキ図鑑》.  p.307. 埼玉產. [花]桃色、一つの蕾から1～3花を開く、中輪、11～12月。[葉]楕円、小形、先端が2～3裂する葉もでる　[樹]やや横張性、強い。[来歴]1930年の皆川「実際園芸」に記載、花と葉の斑入りを御所錦と呼ぶ。写文/箱田.  

日本ツバキ協会2021《新撰サザン力名鑑》，p79. 埼玉県（川口市）サザン力系. 写文/箱田直紀.  花色桃色 花形1つの蕾から1-3花を開く、普通花も咲くた め花弁数は花によって異なるが15〜25弁が多い、中輪で花径は 7-8cm 開花期11月上旬-12月 花弁外弁は倒卵形で先端が 浅く凹入、内弁は細かい切れ込みが入るものや縦折れ弁などが混 じる。花弁全体に皺が多い 雄蕊100-180本、各子房を囲むよ うに1-3群となるが、花糸は細く短く淡黄色。葯は黄色 雌蕊 花柱は緑白色、長さ8-10mmであるが基部から2-6本に 分裂することが多い。子房は帯化して奇形となるものが多いが表 面には絹状毛が多く、花柱は無毛 葉柄長さ5-6mm、葉柄か ら表面主脈にかけて有毛で、裏面主脈にも微毛がある國稽 円〜葉身長楕円形で先端が2〜3分岐する葉もでる、小型で薄葉、長 さ5-5.7cm、幅2.7-3.1cm。銳頭で有尾脚。ほとんど中折れせ ず、先端に向かって反曲する反葉で、葉縁は波状を呈す。葉縁に は片側で22-28個の細鋸歯がある 葉色表面は暗緑色、側脈、 網脈ともに不鮮明で裏面は緑色 樹性やや横張性、あまり強く なく、節間は短い 来歴1929年の皆川「実際園芸」に記載、花 と葉の斑入りを‘御所錦’という文献1929皆川、1934石井、 1936山田^* 1965中村、1972山崎^* 1998名鑑^* 2001冬の華^*所在小石川、FS箱田、大島公園、浜松FP、歴博