Kira-hayazakibeni

国立歴史民俗博物館.　2009. 《冬の華・サザンカ》. P.52. 愛知產. [花]濃紅色、獅子咲き、中輪、10～12月　[葉]　　[樹]　　　　[来歴]　　　　文/箱田。

日本ツバキ協会2021《新撰サザン力名鑑》，p65 , 愛知県（西尾市）産， シシガシラ系. 写文/箱田直紀：花色桃紅色 花形外弁13-15枚、旗弁を含む小花弁40-65枚の獅子咲き。中輪で花径は7-8cm 開花期11月中旬-12月  花弁外弁は長倒卵形で弁端は深く凹入し、内弁の先端や周縁には皺が多く花心部に盛り上がる 雄蕊ほとんどが弁化して旗弁や小花弁になるが、まれに  雄蕊が1~数本残ることがある、正常花糸は桃紅色で長さが10mm前後。葯は黄色  雌蕊花柱は緑白色、長さ11-13mmで先端だけ4分裂する。子房は小型で表面に絹状毛が多く、花柱は無毛または基部のみ有毛  葉柄長さ4-5mm、葉柄から表面主脈にかけて有毛で、裏面主脈は無毛か時には微毛がある   葉身長楕円~楕円形の中葉、長さ5-5.5cm、幅2-2.5cm。銳頭で鋭~鈍脚。主脈に沿って浅く中'折れし基部と先端部近くで少し反曲する。葉縁には片側で20-23個の細鋸歯がある 葉色表面は濃緑色、側脈と網脈は不鮮明で裏面は淡緑色 樹性横張性で強い、よく分枝するが節間は短い来歴 ‘獅子頭’の自然実生と思われ、1970年代に愛知県西尾市の吉良農園から販売された文献1987箱田、2003ぐんま*   所在 農工大、大島公園、ぐんまFP、FS箱田、浜松FP