Omoi-no-mama (Saitama)

Hakoda, 1973, Garden Life Dec. pp.34.44; ICS., Apr. 1990, Japanese Camellia Cultivar List, p.35: Medium size, white graduating to red at petals tips, single, early blooming. Originated in Saitama Prefecture, Japan. Released by Yoshizawa Chinju’en Nursery in 1970s.

誠文堂新光社.1998.《日本ツバキ.サザンカ名鑑》.ｐ.295. 国立歴史民俗博物館.　2009. 《冬の華・サザンカ》. P.50. 埼玉產. [花]白花と紅花の咲き分け、一重、中輪、11～12月　。【樹】立性、強い。【来歴】1970 年代に吉沢椿樹園から発売。古い咲き分 け品種に日月があったが、それとの関連 は不明。写•文/箱田。

日本ツバキ協会2021《新撰サザン力名鑑》P 55，埼玉県（川口市）産，サザン力系. 写•文/箱田直紀：花色：わずかに縁桃色の白花と桃紅の単色花とを咲き分ける、白花 の底は淡桃色を 花形：7-10弁の一重、花の終りには花弁 の付け根近くが後方へ反って細弁になる、中輪で花径は7-8cm    開花期：11月上旬-12月  花弁倒卵形、弁端の凹入は浅く、内 弁周縁には鈹がある  雄蕊：65-87本、広がる梅蕊、花糸は黄白 色ではじめは基部の4-5mmが合着しているが、分離して散る。 葯は濃黄色 雌蕊：花柱は緑白色、長さ11-12mmで基部まで3- 4分岐し上半で縮れる。子房表面には絹状毛が多く、花柱は無毛 葉柄：長さ4-6mm、葉柄の上面から主脈基部にかけて褐色毛が あり、裏面主脈は無毛か基部近くが僅かに有毛   葉身：楕円〜長楕円形の小葉、長さ5-6cm、幅2.5-2.8cm。鈍 頭で鈍脚。少し中折れし、全体にゆるやかに反曲する。葉縁には 片側で17-20個の鈍頭細鋸歯がある^表面は暗緑色で光沢   葉色： があり側脈と網脈は不鮮明、裏面は緑色 樹性：立性でやや弱い、よく分枝するが節間は短い   来歷 ：1970年代に安行の吉沢椿樹園から発売。古い咲き分け品種 に‘日月’があったが、それとの関連は不明 文献 ：1973箱田* 1976桐野* 1976箱田* 1998名鑑*  所在 ：ぐんまFP、FS箱田、医王寺