Shikishima

McIlhenny, 1937, 600 Varieties of Camellias; Shimada, Yaichi, 1957, Kumamoto no Sazanka ni tsuite. Dantairin: Rose-pink. Medium sized double, 5-6 rows of petals, deeply cleft. Originated by Shishido, Yajirō, Kumamoto Prefecture, Japan. See colour photo, pl.580, p.222, Encyclopedia of Camellias in Colour, vol.I, 1972. Chinese synonym: ‘Fudao’. International Camellia Society, 2023. Splendid Sasanquas, an International Ornament, p.63.

講談社　1975年　《現代椿集》 P.396　　誠文堂新光社.1998.《日本ツバキ.サザンカ名鑑》.ｐ.301. 国立歴史博物館. 2009. 《冬の華　サザンカ》.  p.19. 熊本產. [花]紅桃色、八重～千重、弁縁が切れ込み、満開時には雄ずあらわれる。中輪、11～12月咲き。樹は立性でやや強くよく分枝する。宍戸弥次郎選出の肥後サザンカ。文/箱田.  

日本ツバキ協会2021《新撰サザン力名鑑》，p81. 熊本県（肥後サザン力）産， シシガシラ系. 花色紅桃色 花形30弁前後の八重-千重、咲きはじめは内弁が立ち上がって宝珠状に重なるが、開くと雄蕊が現れる、中輪で花径は7-8cm 開花期11月中旬-1月 花弁外弁は長倒卵形で弁端凹入、内弁ほど小型になり弁縁には皺や切れ込みが入る雄蕊 10-20本、花糸は黄白色で基部が帯桃。長さ4-9mm。葯は濃黄色  雌蕊花柱は緑白色、長さ5-7mmで基部近くまで3-4分岐し、退化することもある。子房は小型または奇形も多いが、表面の絹状毛は多く、花柱は無毛葉柄長さ5-6mm、葉柄と主脈の表側は有毛で、裏面は無毛か極めて少ない 葉身狭長楕円形の中葉、長さ6-6.5cm、幅2.5-2.7cm。鋭尖頭で鋭脚。やや強く中折れし、全体に反曲するが、先端部が著しく反る、葉縁がやや波曲。葉縁には片側で16-18個の細鋸歯がある 葉色表面は濃緑色で側脈、側網ともに不鮮明、裏面は淡緑色 樹性立性で強く、よく分枝する来歴 宍戸弥次郎選出-命名の華やかな肥後サザン力文献 1957島田、1967粟屋^* 1971栗屋^* 1975肥後銘花集^*1986肥後六花^* 1998名鑑^* 2001冬の華^* 2013肥後品種表^*  所在 肥後さざんか協会、武蔵丘陵、神代、ぐんまFP、FS箱田、浜松FP、歴博。写文/箱田直紀.