Tamagaki (sasanqua)

Ashizawa, 1898, Chabaika Taishū; Hakoda, Seibundō Shinkōsha, Dec.1973, Garden Life, p.44; JCS., 1987, Tsubaki, No.26, p.47; ICS., Apr.1990, Japanese Camellia Cultivar List, p.36: Medium size, white, semi-double. Blooms early to mid-season. Originated in Angyō, Saitama Prefecture, Japan. Chinese synonym ‘Yuheng’. International Camellia Society, 2023. Splendid Sasanquas, an International Ornament, p.6.

誠文堂新光社.1998.《日本ツバキ.サザンカ名鑑》.ｐ.305. 国立歴���民俗博物館.　2009. 《冬の華・サザンカ》. P.51. 江戸產. [花]白色、弁数の多い一重、内弁が立つ、中輪、11～12月【葉】長楕円、中形。【樹】 立性、強い。【来歴】1898年の「茶 梅花大集」に記載されたが、その 後行方不明になっていた。本品は19 60年代の復古品種。写•文/箱田。

日本ツバキ協会2021《新撰サザン力名鑑》，p96. 埼玉県（川口市）産，サザン力系. 花色白色、外弁は僅かに爪紅、内弁は純白 花形9-10弁の一重、内弁が波曲して舞咲きとなる。中輪で花径は8-9cm開花期 11月上旬-12月 花弁弁は長刪[3形で浅く凹入、内弁は細長く皴が多い 雄蕊95-110本、梅蕊、花糸は淡黄色で長さ15-17mm、基部が3-5mm合着しているが'分離して散る。葯は濃黄色 雌蕊花柱は緑白色、長さ10-13mmで先端から6-8mmが3分岐。子房は多毛で、花柱は無毛か全長の1/2位まで有毛葉柄 長さ4-6mm、葉柄から表面主脈にかけて有毛で、裏面主脈は無毛か時には微毛がある 葉身倒卵形に近い長楕円形、大型で少し厚葉、長さ6-6.5cm、幅2.6-3.1cm。銳頭で鋭脚。浅く中折れし、先端部だけ少し反曲する。葉縁には片側で21-24個の尖った粗鋸歯がある 葉色表面は鮮緑色で側脈と網脈はやや鮮明、裏は淡緑色 樹性立性で強い、枝はよく伸長する来歴 1898年の芦沢「茶梅花大集」に記載があり、その後埼玉県安行に伝わったらしいが、1929年の記録以後に消滅した。現在の系統は1960年代に命名された復古品種で、昭和初期までのものとは別系統らしい 文献1898芦沢、1905華実園、1929皆川、1973箱田、1998名鑑^*所在 農工大、花卉研、ぐんまFP、FS箱田、浜松FP   写文/箱田直紀