Benizakura (sasanqua)

Murayama, 1971, Garden Life 12. Higo Sazanka Bunkashi; Camellia Forest Catalogue, 1988, p.2: Medium size, rose red, single Higo sasanqua. ICS., Apr.1990, Japanese Camellia Cultivar List, p.32 as ‘Beni-zakura’: Medium size, crimson, single. Originated in the Kumamoto Prefecture, Japan. Different reading: ‘Benisakura’.

誠文堂新光社.1998.《日本ツバキ.サザンカ名鑑》.ｐ.313. 国立歴史民俗博物館.���2009. 《冬の華・サザンカ》. P.51.  熊本產. [花]淡紅色、一重、平開咲き、中輪、11～12月　。【葉】楕円、やや大形。 【樹】立性、やや強い、枝は太い。【来 歴】詳細は不明。1967年の肥後さざ んか協会品種審議会で復古品種と して認定された。写•文/箱田。

日本ツバキ協会2021《新撰サザン力名鑑》，p132.  埼玉県（川口市）産，サザン力系. 花色 桃紅色、蕾のときは濃紅色 花形 6-7弁の一重、平開咲き、中-大輪で花径は9-10cm 開花期 11月中旬-12月花弁 大型の広倒卵形で弁端は浅く凹入、弁縁に多少皴があるが少ない、厚弁 雄蕊 71-74本、大型の梅蕊で花糸は太く、黄白色で基部近くが帯桃、長さ20-25mmで基部から3-5mmが合着するが、分離して散る。葯は濃黄色 雌蕊 花柱は緑白色、長さ15-18mmで先端から4-5mmが3分岐する。子房は大型で表面には絹状毛が多く、花柱は無毛か基部のみ有毛葉柄 長さ5-6mm、葉柄から表面主脈中部にかけて多くないが有毛で、裏面主脈も有毛 葉身 長楕円形、やや大型の厚葉，長さ5.5-6cm、幅2.7-3.1cm。銳-鈍頭で鈍脚。主脈に沿って浅く中折れし、反曲少なく基部と先端近くで少し反る。葉縁には片側で20-24個の尖った鋸歯がある 葉色表面は濃緑色、側脈は浮き出し鮮明で網脈は不鮮明、裏面は緑色樹性 立性で強い、枝は太く節間はやや短い来歴 1967年の肥後ささんか協会品種審議会で認定された復古品種で、それまでの経緯は不明 文献 1971村山、1971粟屋、1975肥後銘花集^* 1976大藪、1986肥後六花、1998名鑑^*2013肥後品種表^* 所在肥後さざんか協会、農工大、FS箱面    写•文/箱田直紀.