Eikyū-shibori

Minagawa, Iza’emon, 1885, Nisshōen Chabaifu; Yashiroda, 1950, American Camellia Yearbook, p.21: Pink, deeper pink towards the petal edge, and white base. Large semi-double. Early flowering. Slow, spreading grower. See Encyclopedia of Camellias in Colour, vol.I, 1972, p.216, pl.551: Leaves glossy mid-green, 5-6.5 cm long x 2-2.8 cm wide, long and slender, slightly keeled, a little twisted, acuminate, serrated margins. Origi­nated in Japan. Synonym: ‘Eikyu Striped’. Resembles ‘Kokyō-nishiki’. International Camellia Society, 2023. Splendid Sasanquas, an International Ornament, p.19.

講談社　1975年　《現代椿集》 P.390　　誠文堂新光社.1998.《日本ツバキ.サザンカ名鑑》.ｐ.293. 国立歴史民俗博物館　 2010. 《冬の華　サザンカ》.  p.8. 埼玉產. [花]白地に濃紅ぼかし、弁数の多い一重、、中輪、10～12月咲き　[来歴]1885年の「日渉園茶梅譜」に記載あり、埼玉県川口市安行に残る早咲き品種　文/箱田.

日本ツバキ協会2021《新撰サザン力名鑑》，p46. 江戸-埼玉県（川口市）産 ，サザン力系. 花色白地に紫味がある紅色の覆輪ぼかし花形 8-10弁の一重、平開咲き、中輪で花径は8-9cm開花期 10月下旬-12月の早咲き 花弁倒卵形で先端凹入、内弁は細長く、弁縁には皴が多く、切込みが入ることが多い。後半は外弁の両側が外曲し、ねじれて花形が乱れる雄蕊 75-100本、梅蕊花糸は黄白色。長さ13-14mmではじめは基部で合着するが、分離して散る。葯は橙黄色雌蕊 花柱は緑白色、長さ13-15mmで全長の1/2以上か基部まで3-4分岐する。子房表面には絹状毛が密生し、花柱は無毛葉柄 長さ6-7mm、葉柄から表面主脈にかけて有毛で、裏面主脈は無毛か基部のみ散毛がある 葉身倒卵状の長楕円形の中葉,長さ5-5.5cm、幅2.3-2.6cm。銳頭で鋭脚。主脈に沿ってやや強く中折れし、全体にゆるやかに反曲する。葉縁には片側で17-20個の粗鋸歯がある  葉色表面は濃緑色、側脈と網脈はともに不鮮明、裏面は緑色  樹性立性でやや弱いが、枝はよく伸長する来歷 1885年の皆川「日渉園茶梅譜」に記載があり、皆川椿花園に残された品種 文献1885日渉園、1905華実園、1929皆川、1933石井、1936山田^* 1972山崎^* 1998名鑑^*、2001冬の華^*所在 振興セ、武蔵丘陵、農工大 花卉研、FS箱田. 写/文 箱田.