Hamakita-beni

日本ツバキ協会2021《新撰サザン力名鑑》，P117，静岡県（浜松市）産，ハルサザン力系.  花色濃紅色 花形5-7弁の一重、ヤブツバキ型の中輪で花径は 6-7cm 開花期 12月中旬-4月 花弁倒卵形で弁端は浅く凹入、 花弁の先端と周縁の鮍は少ない、厚弁。花弁と雄蕊群の基部は5- 8mm合着する雄蕊  100-108本、筒蕊で花糸は細く黄白色、長さ25-30mmで 基部から17-19mmが合着する。葯は濃黄色 雌蕊 花柱は細く緑白色、長さ20mm前後で先端から3-4mmが 3分岐するが開かない。子房表面には絹状毛が多く、花柱も基部 から全長の1/3-1/2 くらいまで微毛がある葉柄細くて長く、長さ6-7mm、葉柄から表面主脈および裏面 主脈はともに無毛葉身長楕円形、中型の長葉、厚質、長さ6.5-7cm、幅2.4-2.8 cm。銳尖頭で銳脚。主脈に沿ってほとんど中折れしないで、全 体が反曲する反り葉。葉縁には片側で20-25個の尖った鋸歯 葉色 表面は暗緑色、側脈は鮮明で網脈は不鮮明、裏面は緑色 樹性 立性で強い、よく分枝し、枝はよく伸長する 来歴 1970年代後半に浜松市の村松剛が浜北市（現在は浜松市） の植木生産地の圃場で発見して紹介した 文献 なし 所在FS箱田、歴博  写•文/箱田直紀.