Azuma-uta

International Camellia Society, 2023. Splendid Sasanquas, an International Ornament, p.68. (Flower) deep red, semidouble to peony form double, large, late (Nov-Feb), (Leaf) elliptic, medium size, (Growth) upright, (Species) C. hiemalis, (Birth place) Japan, (Record) 1968, (Note) named by Naotoshi Hakoda (箱田直紀), (Reporter) S. Takano

東歌  あずまうた  Azuma-uta

日本ツバキ協会2021《新撰サザン力名鑑》，P36，東京都（国分寺市）産，シシガシラ系.  花色 濃紅色 花形通常は15〜18弁の半八重咲きで、弁数が多 い時には獅子咲き状になることもある。大輪で花径は9-11cm開花期 11月中下旬-2月  花弁 外弁は広倒卵形で弁端が浅く凹入、先端がやや折れ込み状となることがあるが、皺は比較的少な い、厚弁 雄蕊 60-84本、弁化が少ないときは梅蕊か割蕊とな る。花糸は黄色で太く、長さ17-20mm、咲きはじめは基部の5 -7mmが合着しているが分離して散りやすい。葯は橙黄色 雌蕊花柱は緑白色で太く、長さ13-15mm、先端から3-6mm が3-4分岐して開く。子房は大型で表面には絹状毛が密生するが花柱は無毛葉柄 長さ5-7mm、葉柄から表面主脈にかけて有毛で、裏面は 主脈と葉面にも散毛がある  葉身長楕円形、大型の厚葉、長さ5.5-6.5cm、幅3-3.5cm。銳頭で鋭脚。中折れは浅く、全体に後 方へ反曲する。葉縁には片側で25-33個の粗鋸歯がある 葉色 表面は濃緑色で側脈と網脈は不鮮明、裏面は淡緑色 樹性 立性で強健、枝葉がよく繁る来歷1968年に都下国分寺市の民家に10数年生の中木があったが、 その後、埼玉県飯能市でも数株の成木が見つかった。花や葉の特徴から‘勘次郎’の自然実生と考えられている。命名は箱田直紀 文献 1987箱田  所在 農工大、花卉研、ぐんまFP、FS箱田  写•文/箱田直紀.

国立歴史民俗博物館.　2009. 《冬の華・サザンカ》. P.52. 東京產. [花]濃紅色、八重、大輪、12～2月　[葉]　　[樹]　　　　[来歴]　　　　文/箱田